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2012.11.24
「水引」とは・・・
皆様こんにちは
プランナーの笹尾でございます
函館は大分寒くなって参りましたが、
センティール・ラ・セゾン函館山の周辺の元町は、
ウィンターイルミネーションでより一層
輝いて参りますので これからの季節がとても楽しみでございます
本日は改めて誰かに聞くのは恥ずかしいけれど知っておいてほしい、
「水引」についてご紹介させて頂きたいと思います
水引とは贈り物の包み紙などにかける和紙でできたヒモのようなもので、
和紙をこより状にしてのりを塗り乾かして固めたものでございます
水引の結び方には
①花結び(はなむすび)
②鮑結び(あわびむすび)
③結切り(むすびきり)
の基本結びがあり、これ以外の結び方はこの3種類の結び方が変化したものです。
ご結婚式で使われる水引は③の結びきりでございます
固く結ばれ解けない(離れない)ことを意味しています
では なぜこのような「水引」がうまれたのか・・・
●水引の由来
慶弔の儀式より贈答の習慣が根付くとともに、包んだ和紙を結び止めるものとして使用されるようになったのが水引です。和紙を縒って紙縒り(こより)状にし、縒りが戻らないように水糊を引いて乾かし固めたことから水引と称されました。
また、原形である白色は、神聖・清浄の意味をも持つとされています。
●日本古来の衣装装束の色分け
日本古来より伝わるものに使用される色の大半は、当時の衣装装束に係わる染織技術や材料が大きく影響をしています。冠婚葬祭の行事では婚礼儀式が最も高い儀礼として、
弔礼儀式が最も低い儀礼と位置付けられていたのが、現在の水引の色に留めています。
※水引の色の慶弔儀礼ごとによる区分・使い分けは、間違った用い方をすると贈る相手側に大変失礼になるばかりか、せっかくの好意が無駄になる場合もありますので十分注意して使い分ける必要があります。
●5本で結ぶ意味合い
5本は陰陽五行説に起源があるとする説の他に、水引結びである基本の5本は手の指の5本を表しているという説もあります。左右から中央で交わる形は互いの手(贈る側)と手(贈られる側)が握り合う形を表しており、婚礼関係の10本は結婚する本人達と両家が互いに手を結び合って縁結びをする形を表しているとしています。
この他にも ご結婚式のプログラム お席配置 ご案内状 etc…
どの内容をとっても 日本古来から伝わる習わしや そこに込められた想いが必ずあります
ご結婚式のご準備を進める中で、風習や作法がどうしても気になってしまう時、
ほんの少しのお時間でよろしいので なぜその風習がうまれたのか
調べてみると 今まで一般的な流れに感じていたその風習が
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皆様もぜひお試しあれ・・・